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感染性胃腸炎② 医師

感染性胃腸炎②

院長淺野です。 新型コロナウイルスの流行もありますが、感染性胃腸炎も流行しています。下図は埼玉県の感染性胃腸炎の報告数(黒点線)ですが例年通りもしくは少し多い流行状況です。 昨年(緑点線)は流行しませんでした。 埼玉県ホームページより 一般に感染性胃腸炎は嘔吐が半日程度継続し、嘔吐はなくなり、その後…
花粉-食物アレルギー症候群(Pollen Food Allergy Syndrome, PFAS) 医師

花粉-食物アレルギー症候群(Pollen Food Allergy Syndrome, PFAS)

花粉が暴れ始めました。春の花粉が嫌いな院長淺野です。 花粉アレルギーでは果物や野菜に含まれるアレルゲン と交差反応し、食物アレルギー症状を呈する場合があります。つまり、もともと花粉症を持っている人が果物を食べたときに最終的に分解された小さな小さな産物(アレルゲン・抗原)が花粉と似ているために果物を花…
外耳道異物 医師

外耳道異物

スキンケア教室で石鹸の泡立て方を改めて学んだ院長淺野です。 異物第2弾です。 耳の構造 外耳道異物は6歳以下のお子様に多く、右利きが多いため右耳に多いとされます。異物は、ビーズ、小石、ティッシュペーパー、小さいおもちゃ、ポップコーンの種、虫が多くなります。 耳に入ったコガネムシ 鼓膜にくっついていま…
子宮頸がんワクチン 医師

子宮頸がんワクチン

スキンケア教室が非常に勉強になった院長淺野です。 佐藤先生ありがとうございます。 子宮頸がんワクチンの積極的勧奨が再開されることとなりました。https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kenkofukushi/kenko/yobosesshu/sikyukeiganyo…
鼻腔異物 医師

鼻腔異物

院長淺野です。 鼻にビーズを入れて取れなくなったということは良くあること?かと思います。2歳から5歳のお子様に多くみられます。鼻腔異物と言われますが、鼻腔異物をとるには風圧を使う方法と器具を使う方法の二つがあります。 異物のない鼻を押さえて鼻をかむ 風圧を使う方法が最初に選択されます。大きいお子さん…
新型コロナウイルスと小児 医師

新型コロナウイルスと小児

初雪の転倒から精神的に立ち直るのに時間がかかった院長淺野です。壊れたパソコンから何とかデータを取り出し新しいパソコンに移すことができ、やっとブログが書けるようになりました。 新型コロナウイルスがまたまた騒がしくなってまいりました。 日本小児科学会ホームページのデータによると 児童生徒の感染経路の動向…
あけましておめでとうございます。 医師

あけましておめでとうございます。

人の話をよく聞くよう心掛ける事に決めた院長淺野です。 あけましておめでとうございます。 あっという間に2か月が過ぎ新年を迎えることとなりました。 昨年、混雑時は不慣れ故、お待たせする時間が長くなりましたことを深くお詫びいたします。 複数ある診察室を有効に活用しながら待ち時間を短くするよう工夫して参り…
亀頭包皮炎 医師

亀頭包皮炎

院長淺野です。 幼児期からの男の子にみられる病気です。当クリニックにもち●ち●が腫れたとの主訴で多く来院されます。亀頭と包皮の炎症です。ばい菌の感染では必ずしもありません。亀頭・包皮の発赤・浮腫・腫脹を特徴とします。不潔や接触が原因ですが、溶連菌感染症が関係する場合があります。治療は入浴時の亀頭と包…
舌下免疫療法 医師

舌下免疫療法

院長淺野です。 当院では舌下免疫療法を行っています。舌下免疫療法とは原因となっているアレルゲン(スギもしくはダニ)を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげることを目的とした治療法です。 ダニによるアレルギー性鼻炎、スギによるアレルギー性鼻炎が対象となります。完全に症状…
感染性胃腸炎 医師

感染性胃腸炎

院長淺野です。 嘔吐や下痢を誘発する感染性胃腸炎が流行しています。埼玉県感染症情報センターのグラフでも下記黒字の様にドンドン上昇傾向です。 昨年2020年は紫の点線ですがほぼ流行しませんでした。全く流行しなかったことから免疫をもたないお子様が増えている可能性があります。この夏のRSウイルスの流行の様…