鼻血

8月6日(土)15時から16時で当院にて、埼玉医科大学総合医療センター小児科の是松教授をお招きして「こどもの湿疹。どうしてなるの?予防できるの?治るの?」と題してお話しをいただきます。先着5組様です。残り少なくなっています。なかなかない機会です。是非ご参加ください。ご希望の場合はクリニックにお電話を。

院長淺野です。

 夏になるとお子様の鼻血のご相談が増えます。白血病でしょうかと聞かれたりもします。

一般に夏になりますと特に外にいると気温があがりますので鼻腔内の血管が拡張し血流が豊富になります。そのため鼻中隔(左右の鼻をわけているしきり)の出口に近い場所にあるキーゼルバッハ部位(血管が網の目状になって浮き出てくる部位:もともと出血し易い)から出血しやすくなります。

 対応はキーゼルバッハ部を鼻の上から圧迫することです。本人は椅子等に座ってください。できれば下を向いて15分から20分圧迫してください。口の中にたまった血は吐き出させてください。

10分から20分

血液をサラサラにする薬を飲んでいなければ大抵はこれで止まります。

首とトントン叩くことは根拠に乏しく勧められません。

また、乾いたティッシュを詰めることは外すときに再度鼻出血を誘発する可能性がありおすすめできません。

原因として白血病が隠れていることはめったにありません。白血病で血が止まりにくいとすればその他付に随する症状(活気がない等)があることが多いです。無ければ積極的には疑いません。

クリニックの床を業者さんに掃除してもらいました。きれいになりました。ありがとうございます。

ちょっと分かりにくいですね