日焼け止め

一昨日ビックリする出来事がありました・・・。未来がたくさん詰まったこどもたちの笑顔に癒されます。院長淺野です。

今後増える???

夏になり、こどもの日焼け止めはどうするべきかとご質問を受ける機会が増えました。日焼け止めよりは衣服等による保護を、と比較的否定的な発言をしてきました。ただ、この暑さが異常に厳しい中どうすべきかもう一度考えてみました(少し方針転換です・・・)。

日焼けの防止には、

1 紫外線の強い時間帯(10時から14時)の屋外活動を控える

2 日陰、帽子、服装等で紫外線をカット。

3 日焼け止め

があります。

まずは1,2で可能な範囲での予防をお願いします。特に1歳未満では1,2が優先されるかと思います。

3の日焼け止めを考える前に、

頻回に出てくる用語の確認です。

SPF:「Sun Protection Factor」の略で、UV−Bに対する防止効果を示すものです。SPFの数値は、肌が赤くなるかを示しています。SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。

PA:「Protection Grade of UVA」の略で、こちらはUV-Aに対する防止効果を示すものです。PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。

日焼け止めの使用試験が行われているのは生後6か月以上であり、生後6か月以上で使用をご考慮下さい。また安定化していない乳児湿疹がある場合は湿疹が悪くなる可能性がありクリニックにご相談下さい。

では、こどもに日焼け止めを使おうと考えた場合、何を選べばよいのでしょうか。日焼け止めには散乱剤と吸収材がありますが、吸収剤は白くなりにくい反面、まれに接触性皮膚炎を起こすため注意が必要で、こどもの場合には散乱剤のみを用いた「紫外線吸収剤無配合」「ノンケミカル」の製品を選ぶのがよさそうです。

子ども用の製材は通常SPF15~20、PA++~+++で十分とされています。強くなればなるほど皮膚への刺激性が高くなる場合があります。

日焼け止めを初めて使用する際には、かぶれのリスクを減らすため、最初は限られた範囲に2-3日使ってみて、かぶれないかを確認した後問題なければ広い範囲に塗るのがよいと思います。また、時間が経つと汗で流れてしまうため、2-3時間おきにこまめに塗りなおすのがよいとされます。そして、洗い流すときには石鹸を十分に泡立てて丁寧に落とすことが必要です。日焼け止めは意外にしつこく、軽く洗い流すだけでは落ちないことがあるためです。

昨日7月9日(土)に埼玉医科大学総合医療センター看護師・アレルギーエデュケーターの佐藤栄美子先生にママパパ子育てサロン第5弾として「スキンケア」のご講演をいただきました。佐藤先生も日焼け止めを皮膚のためにうまく使って!とおっしゃられていました。

ママパパ子育てサロン第5弾佐藤先生