感染性胃腸炎

院長淺野です。

嘔吐や下痢を誘発する感染性胃腸炎が流行しています。埼玉県感染症情報センターのグラフでも下記黒字の様にドンドン上昇傾向です。

昨年2020年は紫の点線ですがほぼ流行しませんでした。全く流行しなかったことから免疫をもたないお子様が増えている可能性があります。この夏のRSウイルスの流行の様に爆発的にならなければ良いのですが。

原因ウイルスで有名なのはノロウイルス、ロタウイルスですがその他にも感染性胃腸炎を起こすウイルスは多岐に渡ります。我々はウイルスをやっつける薬を持ちません。嘔吐、下痢等の症状に対して対応するのみになります。その際に重要なのは脱水にならないようにすることです。なかなか大変ですが少量の水分をこまめに摂取していただく様お願いします。

登園・登校についての明確な決まりはありません。熱が下がっていること、嘔吐・下痢等の症状のピークが過ぎて本人が元気であることが重要かと思います。