扁桃・アデノイド手術
2022年5月30日
2022年5月31日
暑くなってきました。5月ですが熱中症に注意しましょう。大谷選手頑張れー。院長淺野です。
扁桃腺って取る必要ありますか?とご質問を受けます。
(アデノイドは鼻の奥にあるので通常は観察できません。)
扁桃腺・アデノイドは4-6歳で最も大きくなります。その後は小さくなっていきます。
扁桃腺・アデノイドが大きくても何も症状がなければとる必要ないですとお伝えしています。
では症状とは何でしょうか?
1.扁桃腺炎を繰り返してる場合。年に4-5回以上。
2.睡眠中に無呼吸発を頻回に認める場合
1,2で手術が考慮されます。
1.扁桃腺炎とは通常の風邪の一種ととらえられる咽頭炎とは異なり扁桃腺そのものに感染の首座があり扁桃腺に膿の様な白苔がつき大きく腫れます。強い痛みを伴う場合が多いです。普通は罹患機会はそれほど多くありません。
2.扁桃腺が大きいとお子様が良く言われる場合、お父さんお母さんがお休みになるときに、お子様を少し観察してみてください。明らかに息を止める無呼吸が短時間の観察で複数回認める場合は手術が考慮されます。無呼吸にともなう睡眠の障害は、日中の眠気、多動、攻撃的行動、成長の遅延、頭痛、続発性の夜尿症の原因になったりします。
お困りの際はいつでもクリニックにご相談下さい。