口内炎

ハーフマラソン後で節々が痛い院長淺野です。

口内炎が良くできるのだけどどうしたら良い?とご質問を受けることがあります。

口内炎とは口の中の粘膜に生じる炎症の総称で、できる部位によっては舌炎、歯肉炎、口唇炎などと呼ばれることがあります。

痛そうですね

孤立して一か所だけできたり、数個がちらばってできたりします。輪郭のはっきりしたまるくて浅い、灰白色の偽膜でおおわれた潰瘍をつくります。周囲は発赤して痛みがあります。頻度が高く、だれでも一度くらいは経験するかと思います。歯で噛んだり、歯ブラシで傷つけたり、やけどなどの傷に雑菌が入り込んで起こりますが、ビタミン不足、ストレスなども関係するといわれています。

 特殊な原因として、ヘルペス、手足口病、はしかなどのウイルスによる口内炎、カビによる口内炎、アレルギーによる口内炎などがあります。

治療法はうがいで口内を清潔に保ち、ステロイド軟膏を塗ります。治りにくい場合は歯科にてレーザー照射などを行うこともあります。口内炎のレーザー治療は、炭酸ガスレーザーなどの熱エネルギーを患部に照射し、消毒・殺菌しながら痛みを和らげるという治療法です。レーザー治療の特徴として、痛みが少なく治りが早いということが挙げられます。費用は基本的に保険適用外のため病院によってまちまちですが、治療時間は約3分と短く、副作用の心配もないことから小さな子どもや妊娠中の人も問題なく治療を受けることができるとされます。

口内炎を早く治したいときは、ビタミンを摂取すると良いと言われます。口内炎の緩和に特に効果的と言われるのはビタミンB2・B6といったビタミンB群です。

中でもビタミンB2は“発育のビタミン”と呼ばれるほど、成長促進や健康な身体を維持するために欠かせない栄養素です。皮膚や粘膜を保護し成長を促すというのもビタミンB2の重要な働きであり、口内炎の予防や緩和に良いとされる理由す。ビタミンB2を多く含む食品は牛・豚・鶏のレバー、海藻、サバなどの青魚、ウナギ、納豆、トウガラシ、卵、乳製品などです。B6はタンパク質の代謝を促進し正常な免疫機能を保つ働きがあります。ビタミンB6を多く含む食品はニンニク、バナナ、鶏のササミ、牛・豚・鶏のレバー、マグロ、カツオ、トウガラシなどです。