ご迷惑をおかけしています。

予約がとれず大変ご迷惑をお掛けしています。全国的に小児科クリニックは感冒の患者さんでごったがえしています。理事長淺野です。

当院も夕方の診療開始時間を30分早め予約枠を増やしましたが十分な対応が中々できません。

5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類となり行動制限がなくなりました。

これ自体は大変素晴らしいことです。

学校生活において子供たちが学ぶ機会を奪われてはいけません。

同時に何らかの感染症の患者様が大変増えています。

下は埼玉県の感染症の患者様の推移です。黒字が本年です。いずれの疾患も上り調子です。

新型コロナウイルス感染症も増えています
1歳未満のお子様にとってRSウイルス感染症はやっかいです。
下痢だけから嘔吐・下痢を同時に伴う患者様が増えてきました
咳・鼻汁を伴わず熱だけ風邪の代表選手であるヘルパンギーナも右肩上がりです

当院の外来も最近までは目やにがひどく、咳がひどく、熱がある、時折下痢も併存している患者様が多かったですが、熱のみを主訴とする患者様も増えてきました。下痢を主訴とする胃腸炎の患者様も多く推移しています。

原因となるウイルスが多岐に渡っているようです。

そのため一つの感冒が終わったとおもったら1週間前後でまた別の風邪をひき、来院が頻回となる患者様が多くなっています。

咳が長引いている患者様も多くなっています。処方を手を変え品を変え治るように工夫していますが、お母さんの感想は薬が効いたというより時間はかかったが自然に治った気がする!というものが多くなっています。

中々難しいです。

咳が続いていても本人が元気であればゆっくりと治っていく印象です。

中には薬が著効するケースもあります。

夜咳がひどく眠れない等不安なことも多々あるかと思います。

できるだけ親御さんの不安に伴走できればと思っています。

診察時は不安なことがあれば遠慮なくお尋ねください!

花は生命力がすごいです
かわごえファミリーファームを手伝う若者第3弾!