小児在宅医療を施行するにあたり当クリニックは下記を考えております。
小児在宅医療の概要
在宅医療は、病院などの医療機関に通院することが困難な患者様を対象として、住み慣れたご自宅や入所施設などに医師や看護師が出向いて行われる医療です。
例えば、重症心身障害児の方や日常的に医療機器と医療ケアが必要なお子様も、医師と看護師が直接家に行き、診察をして必要な治療を行っていきます。
当クリニックの診療の様子につきましては、訪問診療日記ページを御覧ください。
対象者
小児在宅医療の対象となるのは、重症心身障害児の方や日常的に医療機器と医療ケアが必要なお子様です。近年は在宅医療を整備する方向にありますので、上記以外でも通院が難しいとお考えの保護者の方は、まず当クリニックまでお気軽にご連絡ください。
将来的には、小児在宅での緩和ケアや看取りの支えができたらと考えております。
可能な処置
小児在宅医療では、在宅酸素療法や経管栄養、中心静脈栄養、胃瘻の管理・交換、膀胱瘻の管理・交換、気管切開チューブの交換、人工呼吸器の調整、褥瘡の管理、必要時は血液検査、尿検査等を行います。これらを適切に管理し、患者様の生活の質(QOL)の向上を目指します。
また定期訪問時に、内服薬や経管栄養剤を処方し、処方箋を最寄りの薬局へ送ることも可能です。
適切な意思決定支援の指針
小児在宅医療の流れ
- ご不明な点等ございましたら、当院TEL.049-291-4976 までお気軽にご連絡ください。
当クリニックと連携している基幹病院
- 埼玉医科大学総合医療センター
- 埼玉県立小児医療センター
- 埼玉医科大学病院
- 国立成育医療研究センター
- その他