飛行機と赤ちゃん

少し涼しくなってきました。

理事長淺野です。

 

最近、赤ちゃんについて最近飛行機はいつから乗れますか

とのご質問を受ける機会が続きました。

 

赤ちゃんが飛行機に乗れるのは、多くの航空会社で生後8日以降です。

ただし、これはあくまで搭乗できる最低年齢です。

 

では実際には何カ月からにしたら良いのでしょうか?

明確な決まりはないというのが正直なところです。

 

飛行機は見知らぬ多くの人と比較的密になる場所です。

何らかの感染症をうつされるリスクが発生します。

 

現在流行している百日咳を含む5種混合ワクチンが3回終了し、

首もすわり、ある程度体力のついてくる、6カ月以降が理想でしょうか。

 

また別件ですが、飛行機内の気圧は0.8気圧と低いため、

離着陸時には気圧の変化が起こります。

この際に耳が痛くなり、不機嫌になったり、泣き出すことがあります。

我々大人も同様に耳に違和感がでますよね。

離着陸時にあめをなめさせたり、おしゃぶりをくわえさせたり、

水を飲ませたりすることによって予防することができます。

それでもおさまらないときは、お子さんの耳に親御さんが小指を入れ、

圧迫して密封し、ポンと離すポンピングをしてあげると

鼓膜内外の気圧差が緩和されるため、痛みがなくなります。

 

お困りの際はクリニックでご相談下さい。