上皮真珠
2024年2月25日
息子の野球を見に遠征したのに雨で試合が中止となり、立ち直れない理事長淺野です。
最近、上皮真珠について質問を頂戴しました。
上肢真珠とは生後数ヶ月の乳児の歯肉に、半球状で米粒大の独立した、あるいはいくつか並んで、種々の大きさの光沢のある白色あるいは黄白色の腫瘤のことです。
真珠に似ていることから、上皮真珠と呼ばれています。
これは、発生の途中で歯を形成する組織が、歯を形成した後も吸収されずに残り、変化したものと考えられています。
報告では発生頻度は43.6%とされています。
結構多いです!
約半数の赤ちゃんに認められます!
お子様の歯ぐきを見てみてください。あるかもしれません。
ミルクが飲めない、痛みがあるなどの症状がでることは稀です。
また数週間から数か月で自然に脱落しますので、治療も必要ありません。
また、その後の歯の生え方にも影響はないので心配は要りません。
経過をみましょうになります。
チューリップが咲いてきました。
皆様乞うご期待です。