インフルエンザ
2022年11月20日
第7回ママパパサロンもお蔭様で盛況に終わりました。ありがとうございます。
第8回ママパパサロン12月18日(日)では心肺蘇生術を学びます。是非参加ください。クリニックにお電話を!
院長淺野です。
発熱患者様の増加に伴いインフルエンザ迅速検査のご希望の患者様も増えています。
現在のインフルエンザ患者数はどの様に推移しているのでしょうか。
まず埼玉県に目をむけてみると
今週、定点医療機関から報告(埼玉県全ての医療機関ではなく決められた医療機関のみが報告)があったインフルエンザ患者数は4人(定点当たり0.02)です。
上のグラフをみていただいてわかるように(黒点字)今のところ患者数は非常に低いレベルで推移しています。
全国に目を移してみるとどうでしょうか。
埼玉県と同様に上のグラフ(赤字)に示されているように非常に低いレベルで推移しています。
個別の都道府県をみてみると下の図のように東京都と大阪府が多くなっています。総数を見てみると昨年の同時期の28人(昨年もインフルエンザ患者いたんですね)に比べ407人と低いレベルではありますが多くなっています。
北半球でここ2年間は全くなかったインフルエンザが今年は数が増えています。
まとめると埼玉県、全国の流行状況から現時点では発熱患者さんでインフルエンザは積極的には疑わない。ただ、長期的には世界では昨年までに見られなかった流行があることから油断せずということになるでしょうか。
新型コロナウイルス感染症で具合の悪くなるお子様はほとんどいなかったのですが2件続けて具合の悪いお子様が発生しました。お子様が重症化することはめったにないのですが、気を引き締めていければと思います。