頭部打撲
2022年7月30日
暑い日が継続します。皆様熱中症にはくれぐれもご注意下さい。
大分体調が回復してきた院長淺野です。
頭部をぶつけましたとの主訴で当院を受診されるかたは多くいます。
「目を離したすきにベッドから落ちました。
音で気が付きました。
直接は見ていないのでどこをぶつけたかわかりません。
多分おでこが赤いので頭部をぶつけていると思います。
すぐに泣きました。
高さは40-50cm程度で下はフローリングです。」
というような訴えが一般的です。
頭部打撲の際、注意しなければならないのは、
ケガをした場面:高エネルギーが示唆される |
・自分の身長以上の高さから落ちた(1m以上等)。 ・落ちた下がコンクリートもしくは石等固いもの。 |
お子様の状態 |
・顔色が悪い ・嘔吐が継続する ・手足の動きに左右差がある。 ・意識がおかしい ・親御さんがおかしいと思う。 |
のような場合です。
一般的には上記の表に該当せず、顔色が良く、本人が元気で、継続的嘔吐がなければ問題のない場合が多いです。
ただ、全ての想定される状況を列記できません。迷ったらいつでもご相談下さい。
また、我々の診察も重要な判断材料になるのですが、親御さんの勘は更に重要です。おかしいと思ったらいつでもクリニックにご連絡下さい。
地域を支えるなんて偉そうなことは言えず、地域の皆様に様々励ましのお言葉を頂戴しています。本当にありがとうございます。