低身長

50肩が痛いです。理事長淺野です。

 

お子様の身長についてご質問を受ける機会が続きました。

 

低身長が疑われた場合の対応について、

以下日本小児内分泌学会ホームページの抜粋です。

https://jspe.umin.jp/public/teisinchou.html

 

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子どもにはそれぞれの個性があり、身長や発育も違います。

発育のパターンもゆっくり伸びる子どももいますが、一方では早く身長が伸びてしまって、その後はあまり伸びずにいる子どももいます。

 

子どもの身長が気になる場合は、成長曲線を描いてみましょう。

(母子手帳の成長曲線を使用してみてください。)

基準範囲(標準範囲)とされる-2.0SDから +2.0SDの間

(母子手帳成長曲線の色の濃い部分)に約95%の子どもが含まれ、-

2.0SD以下の低身長の子どもは100人のうち2~3人くらいの割合になります。

ただ、低身長と判断される子どもたちの90%以上に治療が必要な疾患は見つかりません。

そのため、子どもの身長の伸びが基準範囲(-2.0Sから+2.0SD)を大きく外れていなければ、

通常はあまり問題ありません。

しかし、子どもの成長パターンが下図のAからCの場合(基準範囲を外れている場合)は、

早めに小児科の医師に相談することをお勧めします。

また、身長が伸びすぎる場合にも思春期早発症などの病気がかくれていることがありますので、注意が必要です。

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お困りの際はいつでもクリニックにご相談下さい。