単純性股関節炎

大谷選手がオールスターでホームランを打ちました。凄い!

理事長淺野です。

頻繁ではないですが時折当院でも拝見する病気です。

突然足と引きづって歩くようになりましたとの主訴で来院されることが多くなります。

(症状)

小児において、急激に股関節痛、跛行はこう(片足を引きずるようにして歩く)をきたします。

(疫学)

3歳から10歳位の子供に多く、男子に多いという特徴があります。

(原因)

原因ははっきりとは分かっていませんが、風邪をひいたり、

胃腸炎を起こした後に現れる場合や、運動をしすぎた後に現れる場合が多いため、

ウイルス感染や股関節の怪我が関係している可能性が考えられています。

(診断)

病歴と症状から判断します。超音波では水のたまった股関節を確認できます。

(治療)

ほとんどの場合で、安静にしていれば特別な治療を必要とせず1週間以内には症状がなくなります。

また、軽快した後、時に再発して繰り返すこともあります。

お困りの際はいつでもクリニックにご相談下さい。