人生会議(ACP:Advance Care Planning) もしバナゲーム
川越市医師会主催の「人生会議(ACP:Advance Care Planning)」に参加してきました。
「人生会議」とは、もしものときのために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
会議には川越地域のケアマネージャーさん、看護師さん、薬剤師さん、栄養士さん、医師等多職種の方が参加されていました。
今回、もしバナゲームを使って、自分が最後に望むものは何か考えてきました。
もしバナゲームとは、
「もし半年で亡くなるとしたら、あなたにとって大切なことは何ですか?」
という問いに対する答えを、
様々な答えが記されたカードの中から選び、選んだ理由を他者に説明し共有するゲームです。
自分自身の価値観を考え、他者に説明することで、整理することが可能になるゲームです。
ゲームを通じて、人生において大切な「価値観」や、自分自身の「あり方」について様々な気づきを得ることができる印象です。
うろおぼえなのですが下記内容を選んだ記憶があります。
1 清潔さが保たれる
2 金銭について整理をしておく
3 いい人生だったと思える。
1 やはり最後は清潔でいたいですね。
2 最近父とお金について話す機会がありました。これぐらいのお金が残る可能性があって、この分を葬儀に使って、残りのこの分をこれこれに使って・・・。
最後の瞬間の希望を話すこともタブーに近い文化がある中で、お金について話すのは更にタブーな印象があります。今回父との会話を通じて、お金を含めてタブーなく最後の瞬間の希望について話すのは重要なんだなと実感した次第です。
3 いい人生って何か分かりませんが、できれば最後の最後に、やり切ったかな。と思いたいですね。
恐らくは、その時、その時によって選ぶカードは違ってくるんだろうなという印象でした。
カードは簡単に購入できます。
是非皆様も試してみてください。