スポットビジョンについて
2月10日(金)は当方私用にて休診となり大変ご迷惑をおかけいたしました。
理事長淺野です。
当院ではできるだけ早期に弱視の危険性のあるお子様を見つけるために川越市では3歳時に行われているスクリーニング検査(眼の屈折検査)のスポットビジョンを主として生後8か月のB型肝炎3回目施行時に行っています(それ以降でも未施行であれば3歳までの健診・予防接種に適宜施行)。
https://kawagoe-family.clinic/
今まではスポットビジョンにて異常値を示した場合は全例眼科に紹介させていただきました。
今後は日本弱視斜視学会小児科医向けSpot Vision Screener運用マニュアル Ver.1に基づいて下記の通り、運用を若干変更させていただきます。
1 両目または片目でのスクリーニングが完了しない場合
(時間制限なしと設定しても測定できない)
年齢を問わず(生後6か月~)、早急にお近くの眼科へ紹介させていただきます。
先天白内障、網膜剥離などの重篤な眼疾患が潜んでいる可能性があります。
2 斜視(偏視)が検出された場合
少なくとも2回、斜視が検出された場合
年齢を問わず(生後6か月~)、眼科へご紹介させていただきます。
3 屈折異常(遠視、乱視、近視、不同視)が検出された場合
① 生後6か月~1歳未満 :スケールオーバー(±7.50D以上)の屈折異常が検出された場合、眼科へご紹介させていただきます。
眼底疾患などが潜んでいる可能性があります。
スケールオーバーではない場合は1歳を超えて再検査させていただきます。
② 1歳~3歳未満 :遠視が検出された場合、眼科へ紹介させていただきます。
近視、乱視、不同視は偽陽性が多いため、3歳まで経過を拝見させていただきます。
③ 3歳以上:異常値が出た場合、眼科へご紹介させていただきます。
やや専門的ですみません。
大谷選手と山本選手。楽しみですね。息子頑張れー。