第8回ママパパサロン

寒さが厳しいですね。発熱患者さんも増えています。皆さん風邪をひかないようにしましょう。院長淺野です。

「命の授業」と題して4組のご家族にご来院いただき心肺蘇生を学びました。私は埼玉医科大学総合医療センター救急科(ER)在職中に川越市の小学校・中学校に心肺蘇生術の普及を行ってきました。その時に行っていた内容を少し改変し授業を行いました。

みんな頑張って胸骨圧迫をしてくれています。

主なポイントは

1.「命」の大切さに対する心の醸成を促す。

2.心肺蘇生の技術を身につける。  

です。

心臓が原因で突然心停止となる人は、なんと1年間で約7.9万人です。
一日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっています。

目の前で人が倒れる可能性は十分あります。

救急車が到着するまで全国平均で8分かかります。また心停止した後は1分ごと10%ずつ救命率が下がっていきます。

総務省消防庁:令和3年版救急・救助の現況

救急車を呼んでその場にいる人が何もしなかった場合10人のうち2人しか助からないのです(助かった人も後遺障害を残す可能性があります)。

救急隊や医師を待っていては命を救うことはできません。

突然の心停止を救うことができるのは、その場に居合わせた「あなた」しかいないのです。

規模は小さくとも継続的な活動ができればと思っています。

人が倒れた時に勇気を持って動ける人を作りだすことに少しでも寄与できればなと思っています。

かわごえファミリーファームが冬の収穫を終えました。今後何を植えるかは考え中です。

収穫後