五十肩
今日は暑かったですね。
暑さに中々なれません。
最近熱中症になるご年配の方の気持ちが分かってきた理事長淺野です。
最近クリニックで五十肩がはやっています?
スタッフで肩の痛みを訴える人が多くなっています。

当方は肩が痛くて可動域が狭くなっている印象です。
特に朝が痛いです。
診療は大丈夫です!
皆さんご安心下さい(説得力ないか?)。
お子様の病気では全くありませんが少しふれてみます。
日本整形外科学会のホームページをまとめてみます。
原因と病態
中年以降、特に50歳代に多くみられます。
関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが
主な原因と考えられています。
肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着すると
さらに動きが悪くなります(拘縮または凍結肩)。

症状
肩関節が痛み、関節の動きが悪くなります(運動制限)。
動かす時に痛みがありますが、あまり動かさないでいると肩の動きが悪くなってしまいます。
夜中にズキズキ痛み、ときに眠れないほどになることもあります。
診断
圧痛の部位や動きの状態などをみて診断します。
肩関節におこる痛みには、いわいる五十肩である肩関節の関節包や滑液包(肩峰下滑液包を含む)の炎症のほかに、
上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着性腱板炎、肩腱板断裂などがあります。
これらは、X線(レントゲン)撮影、関節造影検査、MRI、超音波検査などで区別します。
予防と治療
大部分は半年から1年で治癒するものです。
痛みが強い急性期には、三角巾・アームスリングなどで安静を計り、消炎鎮痛剤の内服、注射などが有効です。
急性期を過ぎたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)や運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などの
リハビリを行います。
これらの方法で改善しない場合は、手術(関節鏡など)を勧めることもあります。

当院では毎朝ラジオ体操をしていますが、ラジオ体操は五十肩に効果があるそうです。
兵庫医科大学 保健管理センターだよりにも下記の通りラジオ体操の一般的な効果について記載がありました。
1.全身運動による基礎代謝UP・血管年齢の若返り
2.新陳代謝の向上による脂肪燃焼効果・体力年齢の若返り
3.血行促進による首・肩のこり、腰痛の予防・解消
4.屈伸運動や跳躍運動による骨粗しょう症の予防
5.目標を設定することによる活動量の向上
皆さんもラジオ体操をしましょう!
追伸:今年も芝桜が綺麗です。
