インフルエンザ予防接種⑧ 卵アレルギーとインフルエンザワクチン

大谷選手54-58すごいですね。様々な困難をドンドン超えていきます。

理事長淺野です。

 

当院では通常のインフルエンザワクチンのご予約をオンラインで承っています。

https://kawagoe-family.mdja.jp

10月1日から1月31日まで接種予定です。

 

卵アレルギーなんですがインフルエンザワクチン打てますかとのご質問を頂戴します。

日本国内のガイドラインと米国のガイドラインを確認してみましょう。

 

(日本のガイドライン)

国内の現行のインフルエンザワクチンは孵化鶏卵から作られます。

卵白アルブミンの混入が懸念されましたがその量は数ng/mLと極めて微量で、

WHO基準よりはるかに少なくなっています。

インフルエンザワクチン接種後の鶏卵アレルギーによる重篤な副反応報告はなく、

鶏卵アレルギー患者でも接種可能とされています。

 

(米国のガイドライン)

米国の予防接種諮問委員会は、

卵アレルギーを有するもの(生後6カ月以上)へのインフルエンザワクチンを推奨する。

としています。

また、接種者の年齢と健康状態に適したものであれば、

どのインフルエンザワクチン(鶏卵培養、あるいは鶏卵培養以外)でも使用可能としています。

 

(まとめ)

以上をまとめると、卵アレルギーがあってもインフルエンザワクチンは接種可能ということになります。

 

お困りの際はクリニックにご相談下さい。