握り母指症

佐藤先生のスキンケア教室第2弾(看護師ブログをご参照下さい)で多くの学びがあり自分の勉強不足を痛感している院長淺野です。

親指の第2関節を自力で伸ばせず曲がったままの状態を握り母指症といいます。第1関節は伸びていることが多いです。親指と人差し指の間が狭いことがあります。

日本手外科学会より抜粋

1万人あたり1.2人と比較的まれな病気です。

親指を伸ばす腱がうすくなったり欠損したりしていることが原因ですが、どうして生じるかはわかっていません。他の人が動かした場合動きます。生後3から4か月頃に気づかれます(平均4.2か月)。他の先天異常を合併することもあります。

治療は、

早期に指を伸ばした状態に保持する装具などを用います。1歳までに行うと効果が高いと考えられています。改善しなければ2歳以降に手術を行います。

この病気についてあまり知識がありませんでした。

患者さんを通じて多くの学びがあります。反省