伝染性紅斑(リンゴ病)②
雪が大変ですね。
自分も福島に6年いましたので雪の大変さは身に染みています。
(福島市はそれほど降らないほうですが。)
雪の嵐が少しでも早く過ぎ去ることを祈っております。
理事長淺野です。
12月に流行した伝染性紅斑(リンゴ病)が1月に継続して流行しました。


12月一度リンゴ病にかかったのにまた1月にリンゴ病にかかりましたとの訴えが続きました。
???
国立感染症研究所ホームページによると
https://www.niid.go.jp/niid/ja/5th-disease-m/5th-disease-iasrtpc/6213-tpc431-j.html
不顕性感染は全症例の4分の1程度である。伝染性紅斑(PVB19感染症)は一度感染すると終生免疫が得られ、一般に再感染はない。
とあります。
つまり一度かかると強い免疫が得られるので再度感染することはないというのです!
今回の患者さん達は再感染ではない!
ではなに???
国立感染症研究所ホームページの別のページをみてみると
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html
伝染性紅斑(リンゴ病)は10〜20日の潜伏期間の後、頬に境界鮮明な紅い発疹(蝶翼状−リンゴの頬)が現れ、 続いて手・足に網目状・レ−ス状・環状などと表現される発疹がみられる。胸腹背部 にもこの発疹が出現することがある。これらの発疹は1 週間前後で消失するが、なかには長引いたり、一度消 えた発疹が短期間のうちに再び出現することがある。
そうすると今回の患者さん達は
長引いている!
か
一度消えた発疹が短期間のうちに再度出現したもの!
ことになりそうです。
当方勉強不足で短期間のうちに再度出現することを知りませんでした。
日々患者さんから学んでいます。
がんばらないと。