せつ(おでき)・せつ腫症
2026年8月11日
甲子園も熱い・暑いですね。
皆様、お盆はいかがおすごしですか。
クリニック・ここいろてらすが8月13日(木)から8月16日(日)お休みになります。
ご迷惑をおかけします。
理事長淺野です。
最近、せつ(おでき)が何度も何度も発生するお子様がいました。
こどもでは非常に珍しくなります。

せつは毛穴にできる感染症です。
膿(うみ)を伴うことが多くなります。
首、わきの下、顔、お尻などすれる部分、汗の多い部分に好発します。
せつ腫症はせつが多発する場合もしくは時間をおいて何度も発生する場合を言います。
せつ腫症は何らかの免疫異常を伴う場合があります。

せつへの関与は不明ですが、鼻腔前庭(鼻の穴の下の部分)に
黄色ブドウ球菌を保有している場合が多くなります。
治療は小型のせつは自然に排膿され軽快するため治療を要しません。
大型・多発する場合,周囲に炎症が強い場合,発熱など全身症状がある場合は
抗菌薬の全身投与が必要です。
また波動が触れる(たぷんたぷんしているような場合)は切開・排膿が必要になります。
米国のガイドラインではせつ腫症については黄色ブドウ球菌の除菌を重要視しています。
除菌の方法はムピロシン軟膏を1カ月中5日間の鼻腔前庭(鼻の穴の下の部分)に塗る、
もしくは少量のクリンダマイシン内服など行います。
お困りの際はいつでもクリニックにご相談下さい。
