手足口病

院長淺野です。

西日本で手足口病が流行しているようです。当院でも季節外れの患者さんを拝見しました。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE1308Z0T11C21A1000000/

(日本経済新聞より)

埼玉県ではまだそれほどではありません。

埼玉県感染情報センターホームページより

手足口病は、5歳未満のお子様に夏に多くみられる病気で、病名のとおり、手(手のひら)や足(足の裏)や口(口の粘膜)に水疱ができます。この病気の原因は、主としてコクサッキーウイルスA群、エンテロウイルス71型などで、潜伏期は3~6日といわれています。口の中に発しんのできている時は痛みで食事ができないこともあります。38度以下の軽い発熱を伴うこともあります。 数日間のうちにほとんど治る病気です。しかし、まれに髄膜炎等の合併症を伴うことがあります。 有効な特効薬や特別な治療法はありません。 

昨年、手足口病は全く流行しませんでした。免疫を持たないお子様の増加は、一気に感染が広まる原因になり得ます。この夏の季節外れのRSウイルスの流行も免疫を持たないお子様の増加が原因の可能性があります。引き続き、手洗い・うがいの励行に勤めましょう。